中高生向けの新聞「朝日中高生新聞」に掲載された「思春期のうちに学んでおきたい！　ココロとカラダの健康を守ろう講座」の内容が物議を醸している。

「ライフプランを立てよう」というテーマで男女が思い描く人生設計のワードが並べられており、男性側には『就職』『企業』など仕事に関するものが多いのに対し、女性側には『子育て』や『妊娠』のほかに『推しを応援する』や『白馬の王子様を待つ』という、およそライフプランとは呼べないワードが並んでいたという。

また、「女性の各年齢における卵子の数の変化」をあらわすグラフが示され、卵子の数は母親のお腹の中にいる胎児3カ月の頃がピークであり、40歳や50歳ではゼロに等しくなるとされた。

これらについてSNSでは「子供にこれは見せたくない。キモイ」といった投稿も見られるという。

また専門家は、

「卵子の数を元にライフプランを立てろというのは、はたしてどうなのか。女性は年齢とともに卵子がどんどん少なくなっていく一生だ、と言わんばかりの内容です。だから子どもをさっさと産みましょう、というメッセージなのでしょうか」

「しかも白馬の王子様を待つなど、今どきの女性を何だと思っているのでしょうか。卵子にしても、40代や50代でもたくさんある女性はいますし、個人差があります」

と語っている。

https://news.nicovideo.jp/watch/nw13865727?news_ref=ranking24_ranking24